マグロの延縄漁法(餌が取り付けられた釣り針を海中に吊るして釣る漁法)は、
今から250年以上前の18世紀半ば、江戸時代に、千葉県房総沖から始まった。
現在も日本の伝統的な漁法として、脈々と受け継がれている。
臼福本店は、明治15年(1882年)に魚問屋として創業。
三代目から本格的に漁業に参画。
近海船、遠洋の鰹船、北転船を手がけていたが、
四代目から遠洋マグロ漁船一本に切り替えた。
臼福本店が所有する7隻の昭福丸は、
業界トップクラスの船頭に率いられ、
1年〜1年半にも及ぶ長い航海でマグロを追う。
マグロの乱獲が国際的問題になっているいま、
日本は定められた漁獲枠を法律化し、厳格に守っている。
限りある水産資源を絶やすことなく、海と共存しながら次世代につなげていく。
臼福本店は、さまざまな形で水産資源を守る活動を行っている。
※令和5年1月1日現在