当社はえ縄漁船が大西洋クロマグロ漁業でMSC認証の本審査入りとなりました



当社は、大西洋クロマグロ漁業に関し、海洋管理協議会(MSC)の漁業認証取得に向けた本審査に入りました。クロマグロ漁業としては世界初のMSC認証の本審査入りとなります。

今回審査対象となっているのは、当社のはえ縄漁船「第一昭福丸」一隻です。同船の2017 年の大西洋クロマグロの年間漁獲割り当て量は約48 トンとなっております。同船は年間を通じて大西洋で操業しており、10 月の1ヶ月間のみ大西洋クロマグロを漁獲します。

審査は独立審査機関であるControl Union Pesca社が行います。環境に配慮した持続可能な漁業のためのMSC漁業規準に則し、科学に基づいた審査が行われます。今回の本審査が完了するまでは、この漁業が持続可能であるかの判断はなされません。

当社は1882 年に気仙沼に魚問屋として創業し、1930 年代に漁業に参画し、近海、遠洋など複数の海域で操業していましたが、1980 年代より遠洋マグロ漁業に一本化しました。当社は、マグロの乱獲が国際的な問題になっている中、漁獲量を守り、海と共存しながら資源を次世代につなげていくことを志しています。

一時資源が激減した大西洋クロマグロも、大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)による厳格な資源管理が功を奏し、近年漁獲量が増加しております。一方、現在の日本市場には生産履歴不詳のマグロが未だにたくさん流通しております。私たちがMSC認証を取得することで、本当のサステイナブルな漁業を広く消費者へと伝え、食に対する意識に働きかけたいと考えています。

当社は136年の歴史の中、様々な困難に直面しつつも、その度に荒波を乗り越えてここまでやってくることができました。特に2011 年の東日本大震災においては社屋を失い、その再建も未だ道半ばです。甚大な被害を被った地元気仙沼の震災復興も道半ばではありますが、気仙沼および東北の水産業の再興のためにも、未来を見据えた漁業の確立を目指さなければなりません。

当社は貴重な水産資源を枯渇させることなく次世代に繋ぎ、持続的な漁業を行っていくことを使命と捉え、これからも努めてまいります。

海洋管理協議会(MSC)プレスリリース
「気仙沼の臼福本店が大西洋クロマグロ漁業で MSC 認証の審査入り」

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