臼福本店は、明治15年(1882年)に創業した、140年の歴史を持つ漁業会社です。
最初は魚問屋としてスタートし、三代目から本格的に漁業に参画しました。
先代から遠洋まぐろ延縄漁船一本に切り替え、現在五代目です。
震災後あらためて、食の大切さ、エネルギーの大切さ、
そして人のつながりの大切さを感じました。
震災を契機に、より多くの業界の方々とのつながり手を携えることが、
被災地の復興だけでなく漁業の復興、日本全体の復興につながると考えています。
そのカギが、気仙沼そして東北の第一次産業の復興にあると、社員一同信じています。
日本のフラッグを掲げて漁に出て、日本の誇りを守り続ける。
これが、我が臼福本店の使命です。
現在、まぐろは資源不足などを理由に国際的な漁獲規制が強化されています。 そうした背景の中、弊社では以前よりこの貴重な天然まぐろ資源の 維持、回復に繋がる活動として洋上にて人工授精させ、 放流するという作業【洋上授精放流】を積極的に取り組んでおります。 貴重な天然資源を与えてくれる海への感謝の気持ちは創業当時より変りません。 今後も我々臼福本店では 『獲るだけでなく自らが水産資源の継続的活用・増やす努力』に 一層取り組んで参ります。